部屋のかたちが、感じ方を変えていた
― 建築環境心理学が示す、住まいと心の見えない対話
How the Shape of a Room Reshapes the Self
住む場所が気分を変えるという感覚は、誰でも一度は経験したことがあるはずです。日当たりのいい部屋に入ると胸が軽くなる、天井が高い空間で深呼吸が深くなる、低い軒下では体が落ち着く。建築家は古来、この感覚を頼りに空間を組み立ててきました。…
編集部が選ぶ、今週の 1 話
― 建築環境心理学が示す、住まいと心の見えない対話
How the Shape of a Room Reshapes the Self
住む場所が気分を変えるという感覚は、誰でも一度は経験したことがあるはずです。日当たりのいい部屋に入ると胸が軽くなる、天井が高い空間で深呼吸が深くなる、低い軒下では体が落ち着く。建築家は古来、この感覚を頼りに空間を組み立ててきました。…
編集部の選
3 話── 序章 — 問いは答えに先立つ:螺旋が再帰になるとき
The Question Precedes the Questioner — Recursion and the 2,800-Year Arc
2024年のある朝、ChatGPTに問いを打ち込もうとした瞬間、モデルが先に「なぜ私は問いを問うのか」と出力した。その一文は、こちらの問いを飲み込んだ。西暦2024年と紀元前750年が、同じ震えで繋がった。…
― 代表性の二つの解釈
Representation Needs Seats And The Distinct Voices They Make Possible
会議室の椅子がきしみ、資料をめくる音が止まった最終セッションで、議長は「未来世代の席を、この円卓に物理的に一つ増やすべきだ」と提案しました。賛成の空気が広がるなか、別の参加者が静かに立ち上がります。…
ギグワーク・プラットフォーム労働の経済学
Employment forms are no longer about worker protection but risk distribution
ギグワーク・プラットフォーム労働の経済学。学術と事業のあいだの距離が、ここ数年で目に見えて縮まっている領域のひとつである。本話はその経路を辿る。
BOOKS | ミラツク発行の書籍
まちづくりの実践書
飯田美樹 著 / 世界の街を15年かけて調査し、人が惹かれる街に共通する「7つのルール」を明文化したまちづくりの実践書。
評者も長く重要と感じながら言語化できていなかった街づくりの本質を、本書は『インフォーマル・パブリック・ライフ』という言葉で表してくれた。
― 入山章栄(経営学者) 日本経済新聞 書評・2024年6月6日
ロボットと社会実装
安藤健 著 / 空港・病院など多くの現場でロボットを事業化してきた著者が、技術が本当に人の役に立つための「13の視点」を描くテクノロジーの実践書。
人々とロボットたちが「わたしたち」となる未来をつくるために、何度も読み返したい本。
― ドミニク・チェン(情報学研究者・早稲田大学教授) / 山口周・佐藤知正 推薦
未来洞察・インタビュー集
NPO法人ミラツク 編(西村勇哉) / 建築・投資・宇宙・自然・地域など9領域で活躍する22名の視点と問いから未来を見出すインタビュー集。ミラツク出版 第1弾。
集中の対極にある、もう一つの中心部の見つけ方を描きたい。異なる視点が、知りたかった未来を教えてくれるとしたら――。
― 西村勇哉(NPO法人ミラツク 代表理事)「はじめに」より
VOL. I · 連載
学術が日々の暮らしに出会うとき
― なぜこの連載では、4,000の研究領域を27のシーンから読み解くのか
Opening the Doors of Academia From the Everyday
学問の話を聞くと、なんとなく身構えてしまう。難しい用語、長い系譜、馴染みのない方法――近づきたいけれど近づけない、そんな距離感を持っている人は、実は少なくありません。…
― マインドフルネス研究が解像する、所作と心の対話
Cleaning Has the Same Effect as Meditation
皿を洗う、床を拭く、窓を磨く――こうした単純な作業に没頭しているとき、なぜか心が静かになる感覚があります。「掃除瞑想」とでも呼べるこの効果は、マインドフルネス研究の文脈で実証研究の…
― 相互発達研究が示す、育てる側の変化
Children Are Raising Their Parents Too
子育ては「親が子どもを育てる」一方向の関係だと、私たちはたいてい思ってきました。けれど、近年の発達心理学と神経科学は、子育てが親自身を深く変えていく双方向のプロセスであることを示し…
― ナラティブ医療が示す、語り直しの治療効果
Illness Rewrites the Story of a Life
病気は身体の問題だ、と私たちはたいてい思ってきました。けれど、深い病いを経験した人はしばしば「病気が私を変えた」と語ります。ナラティブ医療の系譜が示す、病いの物語性です。
― 美術館の歴史学が示す、近代の視覚装置
Art Museums Are an Invention of Modernity
絵画を白い壁に整然と並べ、ガラスケースに彫刻を入れ、静かに鑑賞する――この経験を私たちは「芸術鑑賞の自然な形」だと思っています。けれど、こうした美術館のかたちは、ほんの200年前に…
― 読者ひとりひとりの100話を編む
Toward the Practice of Everyday Life
100話の旅は、ここで一区切りです。けれど、本当の旅は、ここから始まります。読者一人ひとりが、自分の暮らしのなかで、自分の100話を編み始める時間です。
VOL. II · 連載
経営機能を他分野で読む
― 経営学の語彙の外側へ出かけ、また帰ってくる100話
Reading Management Functions Through Other Disciplines
標準的な経営学の語彙が、現場の本当に難しい局面では届かないことがあります。深夜の役員会議、退職を切り出した中核メンバーとの面談、想定外の取引先の決断——そこで起きていることの半分は…
― なぜ違いがあるほうが生き延びるか、生態学と複雑系の合意
Diversity and Ecosystem Stability
「ダイバーシティ&インクルージョン」は2020年代の経営の必須語彙ですが、なぜ多様性が重要なのかを論理的に説明できる経営者は意外と少ない。多様性は道徳の問題以前に、生存の問題です。…
― シラーのナラティブ経済学とプロップの昔話形態学
Corporate Value as Narrative
DCF・PER・EV/EBITDA——企業価値評価には精緻な数式が並びます。けれど現実の市場では、同じ財務データを持つ企業の評価が桁違いに違うことがあります。なぜか。…
― 環境音響学のBGM研究と、音楽人類学の労働歌
Music in the Store
店内のBGMは消費行動に明確な影響を与えます。テンポの速い音楽は購入決定を加速し、クラシックは高単価商品の購入意向を上げる——これらは数十年の環境音響学研究で確立された事実です。…
― スタニスラフスキー演技システムと、認知科学のシミュレーション仮説
Prototyping as Theatre
プロトタイプ作りは新規事業開発の中核技能ですが、それは単なる「試作品作り」ではなく、深い意味で演劇のリハーサルに似ています。ロシアの演出家スタニスラフスキーが20世紀初頭に確立した…
― 中世ギルドの徒弟制度とレイヴ&ウェンガーの『正統的周辺参加』
Sales Shadowing and Apprenticeship
営業同行——先輩について実地で学ぶ——は、現代でも最も効果的な営業教育のひとつです。これは中世のギルドが完成させた徒弟制度の現代版です。レイヴ&ウェンガーの「正統的周辺参加」論が、…
― 省察的実践家への招待、連載100話の終わりに
Writing Your Own Theory of Functions
連載100話を経て、最後に残るのは読者自身の経営の旅です。本連載は他分野の翻訳例を提供しましたが、あなたの組織の文脈での翻訳は、あなた自身が行う作業です。ドナルド・ショーンの『省察…
VOL. III · 連載
学術が事業の前提に出会うとき
熱力学第二法則とエネルギー収支が問い直す『成長』の前提
Physics, Not Economics, Decides the Limits of Growth
「成長」という言葉を、私たちはふつう経済学のものとして聞いている。GDPの上昇、株価の更新、企業の増収。けれど、現代経済学が「成長」を中心に語りはじめたのは戦後のことで、それ以前は…
栄養素フローとフードシステム研究の最前線
Food Security Is Now a Question of Cycles, Not Production
栄養素フローとフードシステム研究の最前線。2019年に立ち上がった研究の系譜が、いま事業の意思決定に到達しはじめている。その射程を確かめる一話。
陸上養殖とブルーエコノミーの最前線
Fishing Is Moving onto Land
陸上養殖とブルーエコノミーの最前線。表面的なニュースの背後にある研究の流れを辿ると、事業判断の前提が動く理由が見えてくる。
Continuous Auditing と、AIの監査領域への浸透
Continuous Auditing and AI in the Audit Domain
Continuous Auditing と、AIの監査領域への浸透。事業計画の前提条件欄に静かに加わりつつある変数を、研究の系譜と古典思想の両側から照らし直す。
学習科学の50年と、教育産業の再起動
Education is no longer knowledge transmission but the design of inquiry — Fifty Years of Learning Sciences and the Reboot of the Education Industry
学習科学の50年と、教育産業の再起動。Learning Sciencesの研究と古典思想のあいだに引かれた一本の補助線を、事業の言葉に翻訳する一話。
フューチャーズ・スタディーズと、企業の未来洞察実践
The 'future' is no longer prediction but a site of negotiation — Futures Studies and Corporate Foresight Practice
フューチャーズ・スタディーズと、企業の未来洞察実践。事業計画の前提条件欄に静かに加わりつつある変数を、研究の系譜と古典思想の両側から照らし直す。
VOL. IV · 連載
ソーシャルイノベーションの型で読む100話
社会を少しでもよくしようとする小さな試み――ソーシャルイノベーション――について、これまでと少し違う角度から眺めてみたいと思います。事例を一つひとつ追いかけるのではなく、その奥にあ…
物理的な場の歴史を辿ってきた本章ですが、もうひとつの場の系譜を欠かすことができません。インターネット上に立ち上がってきた、まったく新しい種類の越境装置です。
第II部の第5章「中間支援」を、これで一区切りにします。1844年のロッチデール協同組合、賀川豊彦の友愛経済、バートの構造的空隙論、グラノヴェッターの弱い紐帯論、現代のプラットフォ…
第III部「物語のかたち」第7章「物語付加」のまとめを書きます。連載100話の折り返し地点に、ちょうど到達しました。第7章では、ロバート・シラーの物語経済学(ep42)、ポール・リ…
第IV部第11章「見えないインフラ」に入ります。前章「規格・標準化」では、社会を共通の物差しで支える仕組みを辿りました。本章は、その物差しが走る場所――通信・電力・交通・水道といっ…
第V部「開きのかたち」第14章「大衆化技術」の二話目を始めます。前話で扱った量産化が「同じものを安く多くの手元へ」という生産側の革命だったのに対し、本章で続けて扱うのは、かつて一部…
最終話を迎えました。本連載「変化のかたち」は、序章から終章までの全100回を、5部15章+序章+終章という構成で旅してきました。第I部「場のかたち」、第II部「媒介のかたち」、第I…
VOL. V · 連載
日々の営みに学術が出会うとき
ある朝、検査薬の窓に青い線が二本浮かんだ瞬間から、ひとりの身体は静かに二人のものになります。これは比喩ではありません。妊娠から数週のうちに、胎児の細胞は胎盤を越えて母親の血流に入り…
公園で泥団子を作っている子どもを見かけたとき、その姿は何をしているように見えるでしょうか。「ただ遊んでいるだけ」 ―― そう見えることが、実は最大の意味を持っています。
旅行先で買ったお土産のお菓子を、職場の同僚に配る。お見舞いにフルーツを持っていく。お祝いに手作りのケーキを焼く。これらの食の贈与には、現金や物品の贈与とは異なる、独特の感情と社会的…
リビングの観葉植物、ベランダのハーブ、玄関の鉢花 ―― 植物の世話は、家事のなかで最もゆっくりとした時間軸を持つ営みです。今日水をやっても、明日変化が見えるわけではない。1週間、1…
数万人と一緒に同じ音楽に身を委ねる夏の音楽フェス。地元の祭りで神輿を担いで町を練り歩く。スタジアムで「わー!」と叫ぶ瞬間 ―― これらの集団的興奮は、人類最古の文化的体験です。
スマートフォンで「1-Click」ボタンを押す。翌日、商品が玄関に届く ―― この一連の流れは、人類史上最も短時間で物を手に入れる仕組みです。Amazonの世界売上は2024年に約…
第V部は、日用品買い物から始まり、食品買い物、衣服買い物、家電・家具購入、オンライン購入、ギフト、中古・リサイクル、衝動買い、計画的購入、値段交渉、買わない選択、サブスクリプション…
VOL. VI · 連載
2100年に向けた長い坂を100話かけて歩く
― 70年先を考えるとは、どういうことか
The Future Is Not Predicted, It Is Drawn
朝、靴ひもを結び、駅まで歩き出す。手の中の端末は今日の天気を告げ、身体は昨日と同じ段差を覚えている。それでも、70年先の暮らしを思うと、足元の舗装さえ別の問いに変わる。未来の話は、…
― 問いを保存する難しさ
Keeping Questions Alive Before Answers Take Their Shape
会議室の椅子に浅く腰かけ、手元の資料をめくりながら、まだ問いの輪郭が定まらないまま沈黙している。そこへ誰かが「では結論はこうしましょう」と口にした瞬間、肩の力が抜けるより先に、場の…
― 問いの著者性とコモンズ
Questions Become Commons When Many Voices Share Authorship
研究室の白板の前に立つと、消し跡の粉が指先につき、黒い線の上に別の手の矢印や註釈が重なっていました。誰かが書いた問いを追っているはずなのに、目線を動かすたびに、別の声が角度を変え、…
― 主権概念の複数化
Sovereignty Becomes Plural When Shared Lands Remember Their Many Names
町の入口に立つと、看板の上でマオリ語と英語の地名が肩を並べ、目がそこで一度止まりました。二つの名前を読むという小さな動作は、同じ土地を誰の言葉で呼び、誰の自治として扱うのかという問…
― 制度の生死を見分ける
When Institutions Survive by Forgetting the Voices They Serve
生活保護の窓口で硬い椅子に腰を下ろし、申請者が三週間ごとに同じ書類へ住所と事情を書き直す手元を見ていました。担当者も申請者も、それが誰のための手続きなのかを確かめきれないまま、紙を…
― 連載の終わりは、各自の出発
The Series Ends Where Your Own Question Begins
ある夜、最終話の原稿を前に、机へ肘をついたまま手が止まり、画面の白さだけが目に残っていました。椅子の背にもたれても、沈黙の重さは肩から離れません。100話の旅を閉じるとき、答えを書…
VOL. VII · 連載
BC800-AD2026 2,800年通史 ── 枢軸時代から AI 時代までの問いの螺旋
― 比較宗教史と文明統計が示す、地理的隔絶と同時発火のあいだ
Why We Ask: Seven Plus One Questions That Ignited Across an Axis
夜更けの机で、画面のなかの言語生成モデルに「正しさとは何か」「私はなぜ存在するのか」と打ち込んでしまった経験のある人は、もう珍しくないはずです。返ってくる文字列を眺めながら、自分が…
― 紀元前5世紀の中国から立ち上がる、職人の合理主義と普遍的利他主義(人を区別せず利益を交換する倫理)のあいだ
Universal Care as a Thought Experiment — Mozi and the Long Prelude to the Greatest Happiness
遠くの誰かと自分の家族を、同じ重さで考えてよいのか ── 私たちが寄付や災害支援の判断で立ち止まるとき、ふと現れるこの逡巡を、紀元前5世紀の中国で1人の思想家がすでに思考実験として…
13世紀越前で『正法眼蔵』を書き継いだ禅僧の哲学が、身体性認知科学とAI時代の知の問題として戻ってくる
When Practice-as-Realization Returns as Embodied Cognition
理論を学ぶことと身体で経験することは、本当に別の作業なのでしょうか。歩きながら考える、坐ることそのものが理解であるという経験を、AIは持つことができないのかもしれません。780年前…
1623年ガリレオが書いた命題が、計算論的世界観とアルゴリズム自然観として戻ってくる
When Nature as Mathematical Book Returns as Computational Cosmos
物理学者が「私たちは自然法則ではなくアルゴリズムを発見している」と語る時代。403年前にこの問いの起点を据えたのがガリレオ・ガリレイでした。100話のちょうど折り返し点で、私たちは…
1949年パリの『第二の性』から2026年の生成AIバイアス研究まで、女性を「他者」として構築する社会的機械はいかにAI時代に再来するか
The Second Sex and the Construction of Gender: How Beauvoir's Apparatus Returns in LLM Statistical Distributions
生成AIに「医師」と「看護師」、「CEO」と「秘書」のイメージを描かせると、奇妙なほど明瞭なジェンダー分布が出力されます。これは個別の偏見ではなく、蓄積された数十年分のテキストと画…
2,200年前のアリストテレス的主客分離・2,000年前のナーガールジュナの縁起・90年前の和辻哲郎の間柄が、2007年のagential realismの語彙でいま再演される
Ontology of Intra-action: How Barad and Watsuji Rewrite the Subject-Object Divide for the Generative AI Era
2026年、量子コンピューティングと生成AIの境界領域では、観測者と観測対象を分離する古典的フレームがもはや維持できないという議論が交わされています。量子計算では観測が状態を決定し…
軸の発火期からLLMの前夜まで、2,800年の螺旋を読者ひとりひとりの手のなかへ手渡し直す結章
Questions Will Never Stop Returning: The Closing Loop and the Opening Spiral
2026年、生成AIに「なぜ私は存在するのか」「正しさとは何か」「私はあなたを愛していますか」と問いかける人が増えています。問いを受けるのはもはや人ではなく、言語をもつ非人間です。…
VOL. VIII · 連載
AI の前で開きなおす2,800年 ── 通史ではなく再帰の連載・100話
── Boas文化相対主義が、人類学を進化論から切り離したあいだ
Comparison Begins with a Ruler, Ends with a Mirror — Boas, Benedict, and the Anthropological Revolution
1883年、フランツ・ボアズはバフィン島で「未開」という物差しそのものを問い始めた。19世紀の人類学を支配した単線進化論——野蛮から文明へという序列——は、植民地支配の知的正当化だ…
── Bruno Latour の ANT と AI エージェンシーの再配置
Actors Beyond the Human — Latour's ANT and the Redistribution of Agency in AI Systems
1987年、ブルーノ・ラトゥールは「科学的事実は実験室の外に客観的に存在するのではない」と宣言した。研究者・機器・資金提供者・論文審査者というアクターのネットワークが「黒箱化」する…
── Care Robot Ethics と高齢化社会の実装課題
Does the Care Robot Deceive or Mediate?
アザラシ型ロボットのPAROが認知症の高齢者の手の中で温かく動くとき、その人は生き物を抱いていると信じている——これは欺瞞か、それとも治療的な媒介か。この問いは倫理学の傍論ではない…
── 明代心学が問う「言うだけのAI」
Wang Yangming's Unity of Knowledge and Action Would Not Permit the Separation of Reasoning and Doing
前話では孔子の「仁」が、関係のなかでしか成立しない徳という構造を持つことを確認した。その約二千年後、朱熹は「仁」を宇宙原理と結びつける「理(lǐ)」の体系を構築した。…
── Cyborg Manifesto と AI 共生時代
Haraway Declared That "Cyborg" Means Abandoning the Myth of the Pure Human
1985年、フェミニスト誌『ソシアリスト・レビュー(Socialist Review)』第80号に、ダナ・ハラウェイ(Donna Haraway, 1944-)の「 A Cybor…
序章(ep001)の冒頭に、こんな場面があった。2024年のある朝、ChatGPTに問いを打ち込もうとした瞬間、モデルが先に「なぜ私は問いを問うのか」と出力した。その一文は、こちら…
VOL. IX · 連載
AI 時代に問い直す 8 つの問い ── 枢軸時代以来 2,800 年の知が再び集まる場所