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ColorOS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ColorOS
Image ウィキデータを編集
ColorOS 13のロゴマーク(2020年制定)
開発元 OPPO
初版 2013年9月23日 (12年前) (2013-09-23)
最新版
16
対応OS Android
プラットフォーム モバイルデバイス
対応言語 67言語
対応言語一覧
大陸版
簡体中国語/繁体中国語/フィリピン語/フランス語/インドネシア語/マレーシア語/ベトナム語/ロシア語/ウイグル語/アラビア語/ネパール語/ヒンディー語/ベンガル語/タイ語/ラオス語/チベット語/ミャンマー語/クメール語/日本語/韓国語
グローバル版
上記に加えてさらに21言語
サポート状況 開発中
種別 モバイルOSカスタムROM
ライセンス 不明
公式サイト www.coloros.com
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ColorOS(カラーオーエス)は、中国OPPOによって開発された、モバイルオペレーティングシステム。Androidを基にしたカスタムROMであり、OPPOのほぼ全てのスマートフォンおよび OnePlus 7シリーズ以降の中国版OnePlusスマートフォン[注釈 1]に使用されている。5億人を超える月間アクティブユーザーがいる。

概要

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AOSP版の基本機能に加え、様々な独自機能とUI改変が加えられている[1]

ColorOSは独自OSだが、Androidをベースとしている。そのため、日本版や一部のグローバル版ではGoogle Playストアがデフォルトで利用可能である。中国版ではGMSがプリインストールされていないが、Google PlayストアはAPKファイルによりインストールできるほか、全てのGoogleアプリはダウンロードすれば通常通り利用できる。

独自機能

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  • Clone Phone
    ColorOS 4で実装された。実装当初はGoogleバックアップ等と同じく連絡先や設定・アプリのアセットのみを同期していたが、ColorOS 12以降はアプリのデータやランチャーの配置のコピーも可能になっている。
    同様の機能としてAppleのクイックスタートなどが存在するが、本機能はOSバージョンの低い側への引き継ぎも可能である。このときは互換性のない部分のデータのみが切り捨てられる。
    日本版には「データ移行」の名前で、タブレット端末にはClone Tabletの名前で提供されているが、中身は同じである。
  • ゲームスペース
    プロセッサのパフォーマンスを最適化するほか、通知のコンパクト化・ブロックやディスプレイ輝度の自動調整無効化などを行った状態でゲームをプレイできる。ハードウェアが対応していれば、フレーム補完やアップスケーリングの設定もここで行うことができる。
    OSがゲームと認識しないアプリでも手動登録して同等の機能を利用することが可能である。
  • スマートサイドバー
    画面の右側に表示される白いバーを左側にスワイプすることにより様々なアプリを開いたり、スクリーンショットを撮ったりすることなどができる。ColorOS 11以降、この機能を用いてアプリを開くと小窓で開かれるようになった(下フローティングウィンドウ参照)。
  • OPPO Share
    OPPOOnePlusrealmeXiaomivivoMeizuSamsungのデバイス同士でデータをシェアしあうことができる機能。
    Huaweiは大手中国メーカーであるがこれらの共有機能とは互換性がない。
  • アプリのロック・非表示
    端末のロック解除に使用するものとは別のプライバシーパスワードを設定することにより、アプリ内の情報の安全性を高める機能。ロックしたアプリは起動時にプライバシーパスワードを要求される。ホーム画面から非表示にしたアプリは電話アプリでパスワードを入力して起動する。
  • キッズスペース
    保護者向けの機能。スマートフォンを利用できる時間や利用できるアプリなどが設定できる。この機能の解除パスワードはロック解除パスワードと共通である。
  • 常時表示ディスプレイ (AOD)
    OLEDディスプレイを採用する端末で利用できる。当初は、日時や電池残量などのプリセットされた内容のみ表示できた。
    ColorOS 11において、ColorOS 12に対応予定の端末を対象に、機能拡充が行われた。任意の画像やテキストを含む、表示内容のカスタムを行うことができる。
    ColorOS 15において、再び機能拡充が行われた。従来のものに加え、iOSと同様にロック画面にシームレスに遷移する版が利用可能になった。
  • アプリクローン
    アプリを複製して2つ同時に使用する機能。実装当初はLINEWeChatFacebookなど一部のアプリに対応していた。この機能を使うことによって2アカウントで運用することが可能となる。
    ColorOS 14よりほとんどのアプリを複製できるようになった。
    同様の機能がXiaomiのMIUIやHuaweiのEMUI、ASUSのZenUIにも実装されている。
  • フローティングウィンドウ
    アプリを小窓化し利用する機能。Android標準の画面分割と違い、1個目のアプリを元のサイズのまま2個目のアプリを起動することが可能。
    ColorOS 11で実装され、12で2個目のアプリのサイズ変更が可能になるなどの機能強化が入った。実装当初はFlexDropだったが、名前を見ただけで機能がわかりにくいとし、ColorOS 12で名称変更。
    2個目のアプリではゲームスペースが利用できないなど一部の制約がある。

バージョン履歴

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  • ColorOS 16 (Android 16) [2]
    2025年10月に発表された最新のバージョン。
    レンダリングエンジンが刷新され、よりスムーズな操作が可能になった。
    一部のAI機能が強化された。
  • ColorOS 15 (Android 15) [3]
    AI機能が実装され、画像を編集したり、音声を文字起こしすることが可能になった。
    フレックステーマ (Flux Theme)と称し、ロック画面のカスタマイズが可能になった。
    iOSデバイスとファイルを共有する機能が追加された。
  • ColorOS 14 (Android 14)
    新機能は少なく、既存の部分の安定化がメインとなった。タブレットにおいては追加の最適化が行われた。
  • ColorOS 13.1 (Android 13)
    2023年4月に発表されたバージョン。
    Multi Screen Connectの機能追加、新機能OWorkの追加、タブレットにおける一部の表示崩れの修正などが行われた。
  • ColorOS 13.0 (Android 13)
    2022年8月に発表されたバージョン。
    ホーム画面のカスタマイズ性が大きく向上。グローバル版でもMulti Screen Connectが利用可能になった。
  • ColorOS 12.1 (Android 12)
    バッテリー表示のカスタムなどが実装。ColorOS 12.0にAndroid 12の機能が付加された。
  • ColorOS 12.0 (Android 11)[4]
    Omojiの実装 (中国版のみ)
    Omojiとよばれる独自の絵文字が実装された。
    PC Connectの実装 (中国版のみ)
    Windowsパソコンとの連携を強化。低遅延の無線ミラーリングやファイル共有ができるようになった。パソコンからマウスを使用しスマホを操作することも可能。
    アニメーションの強化
    GUI変更に伴いアニメーションも強化され、ユーザー体験を向上。
    常時表示ディスプレイの改善
    テンプレートだけでなく、自作したパターン模様などを表示できるように。コンピューターによるパターンの自動生成も可能。
    バッテリーの使用履歴
    設定のバッテリー項目で、バッテリー残量の変移グラフやタスクごとのバッテリー使用量、アプリの使用時間を見られるようになった。
    システムの最適化
    タスクによるRAMの使用量を最大30%削減、バッテリーを浪費するアプリを検知する機能の強化などが行われた。
  • ColorOS 11 (Android 11)
    Androidバージョンと数字を合わせるために11となり、ColorOS 8〜10は欠番となった。
    ダークモードの改善
    完全に黒基調なダークモードだけでなく、グレー基調のものが実装され、LCDディスプレイを搭載した端末にも最適化された。
    超省電力モードの実装
    SoCをアンダークロックし、使用可能なアプリを6個に制限し、すべてのバックグラウンド実行を停止する。省電力モードよりもさらに長いバッテリー持ちを実現した。
    FlexDropの実装[注釈 2]
    アプリを小窓化して表示できるようになった。画面分割とは違った操作性を実現した。対応アプリではファイルのドラッグ・アンド・ドロップも可能である。
    翻訳の改善
    ColorOS 7で多数報告されていた日本語の誤ったUIテキストがほとんど修正された。
  • ColorOS 7.2 (Android 10)
    スーパーナイトモードの追加やカメラのAI補正の強化などが行われたマイナーアップデートのバージョン。
  • ColorOS 7.1 (Android 10)
    バグ修正などが実施されたマイナーアップデートのバージョン。
  • ColorOS 7.0 (Android 10)
    デザインや文字フォント、UIの刷新やダークモードの採用、カメラのウルトラダークモードの実装や独自動画編集アプリのsoloopの実装など大幅な改善が施されている。
  • ColorOS 6.1 (Android 9)
    バグ修正などが行われたマイナーアップデートのバージョン。
  • ColorOS 6.0 (Android 9)[5]
  • ColorOS 5.2 (Android 8.1)
  • ColorOS 5.1 (Android 8.0)
  • ColorOS 5.0 (Android 8.0)
    中国では4が忌み数であるため、ColorOS 4は欠番となった。
  • ColorOS 3.2 (Android 7.1)
  • ColorOS 3.1 (Android 7.0)
  • ColorOS 3.0 (Android 6.0)
    ColorOS 2.1より25 %高速化された。
  • ColorOS 2.1 (Android 5.0)
  • ColorOS 1.0 (Android 4.0)
    2013年9月23日にリリースされた、ColorOSの初バージョン。

サポート

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公式声明

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OPPOによると、ColorOSは長期サポートの目標を掲げており、Findシリーズには3回、RenoおよびRAM 8GBのAシリーズには2回、その他のシリーズには1回のメジャーアップデートを保証するとしている。セキュリティパッチに関しては、Findシリーズに4年、その他のシリーズに3年を提供する予定である[6]

ただしこの方針はOPPO Chinaでの発表であり、日本版にも同期間のアップデートが提供されるかどうか、ましてやキャリア版がSIMフリー版と同期間のアップデートをするかも不明である[注釈 3]


関連項目

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脚注

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注釈

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  1. グローバル版ではOxygenOSが引き続き使用されている
  2. 現在はフローティングウィンドウに名称が変更されている。
  3. Huawei P30 Proのように、SIMフリー版とキャリア版でサポート期間が大きく違う端末が、過去にも多数存在する。

出典

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外部リンク

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