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感想・レビュー
刊行に先駆けてWEB上で全ページ試し読みできるとは太っ腹。「それは ぼくが まだ ちっちゃかった、きょねんの なつに おきた。」というノスタルジーを掻き立てる書き出しから素敵。たしろちさとさんはどこか郷愁を誘うタッチの絵を描いてくれるので見ているだけで和んでくるから大好き。今回は頭にくっついたタコを巡る不思議なお話。一年中朝から晩までくっついているのだから不都合なことばかりだと思いきや、便利なこともあるのが面白い。そして少しずつ絆が育まれていく過程も素敵。原画展、近々開催されるらしいので立ち寄ってみたい。
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感想・レビュー
2冊目『不連続殺人事件』(坂口安吾 著、2018年9月、新潮社) 1947年から48年にかけて雑誌「日本小説」に掲載された、名作と名高いミステリーの古典。ストーリーテリングよりも犯人当てゲームとしての側面を強く押し出した一作。犯人と殺害方法をピタリと当てた読者に、著者自らが実費で賞金をプレゼントするという趣向には、豪放磊落な安吾らしさを感じずにはいられない。 同時収録されている短編「アンゴウ」は、感涙必至の超名作。 「十八カラットのダイヤかなんか差上げたいが、ないからダメです。」
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