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感想・レビュー
現代は豊かなのだろうか。ため息の多い社会。他者より優れるために競争をし、犠牲者を出し被害者と感じる。道を外れた途端、生きる意味を見失う。数字を求める社会は心の豊かさを忘れ、生命の輝きは消えてしまう。会話が減り、思考力も感性も乏しくなる。「私は何をしたらいいの…」他人からの評価を高める生き方に過剰適応してしまった故に、生き方がわからなくなる。苦悩を深く探求することにより内的成長が芽生える。失敗も成功も自由であると感じ、他者を尊重し、交換不可能な自分を尊敬することにより、生きる意味の再構築の可能性も生まれる。
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感想・レビュー
マクロ経済学の観点と保守主義の立場から、とくに九〇年代以降の日本経済の変貌ぶりを診断して進むべき道筋を考察する1冊。徹底したデータ分析で90年代以降の長期停滞からアベノミクス、コロナ禍、現在の株高までを冷静に振り返りながら、競争の再定義を行うことで単なる勝者総取りではなく、経済全体の底上げにつながる競争を提唱していて、耳当たりの良い政策の実態を、実質ベースのデータで丁寧に検証しながら、競争原理が十分に働いていない日本経済の構造問題を指摘して、地に足のついた処方箋を提示している点はなかなか興味深かったです。
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