FUJIKO : 特集
【今に不満はないけど、これで良かったんだっけ?と
思う人へ】映画館へ行く。「FUJIKO」を観る。人生が
走り出す。諦めてはいけない、規格外エネルギーの破
天荒な95分 彼女の人生は、きっとあなたを変える。

今、なんとな〜く生きてる人。日々を繰り返しのように感じてる人。
6月5日に公開される
走って、もがいて、魂を燃やせ。
【予告編】思い出せ 全ては自由だ
いわば、女性版「ワン・バトル・アフター・アナザー」
“彼女の人生”に触れた時、停滞した人生が覚醒する。

本作最大のポイント、それは…
●【物語と概要】
アクセルベタ踏み駆け抜ける、富士子の山あり谷あり人生――海外映画祭で“二冠”達成した快挙作。

・あらすじ
本作の舞台は1977年の静岡。嵐の夜に娘・麻理を出産した富士子は、母親になった喜びも束の間、夫の実家から理不尽な仕打ちを受け、挙句に姑と義姉に麻理を奪われてしまう。
絶望のなか実母・千代の力を借りてなんとか麻理を取り返した富士子は、周囲の反対を押し切りシングルマザーとして麻理を育てることを決意するが…

ままならない人生に躓きながら、それでも無理やりにでも前へ進む富士子の、とにかくエネルギッシュではちゃめちゃな人生模様――。
本作は映画「AFTERGROWS」、King GnuのMVやNIKE等のCMで活躍する木村太一監督作。さらに、映画「零落」やNetflix「ラヴ上等」など、近年プロデュース業にも進出している俳優・MEGUMIが企画・プロデュースを担っている。

そして2026年4月24日よりイタリアで開催された第28回ウディネ・ファーイースト映画祭において最高賞にあたる「ゴールデン・マルベリー賞」と「ブラック・ドラゴン・特別観客賞」という2部門受賞の快挙を果たした!
●自分の生き方が正解なのか迷った時、この映画を思い出して、劇場へ足を運んでほしい

世界的評価も高い「FUJIKO」、そのエネルギー・ドライブ感のすさまじさたるや、第98回アカデミー賞で作品賞など6部門を制覇した名作「ワン・バトル・アフター・アナザー」を感じるほど。
観ればわかるんですが、誇張でもなんでもなく、
~木村監督から、観客へ~
この映画の本当のメッセージは 「今、この瞬間を全力で生きる大切さ」
答えを見つけてから行動を移す前に、今、目の前にあるやるべき事に対して全力で行う。とりあえず行動を起こす、チャレンジしてみるという人間的な「感情」を大事にするべきじゃないのかと私は思います。

※この映画を表現する言葉の数々↓ 鑑賞前後に噛み締めてください…
私の人生は楽しくなかった。だから私は自分の人生を創造したの(ココ・シャネル)
迷わず行けよ、行けばわかるさ(アントニオ猪木)
振り向くな、振り向くな。後ろには夢がない(寺山修司)
人生は本来、瞬間瞬間に、無償、無目的に爆発し続けるべきだ(岡本太郎)
壁というのは、超えられる可能性がある人にしかやってこない(イチロー)
『覚悟』とは!!暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開く事だッ!(ジョルノ・ジョバァーナ『ジョジョの奇妙な冒険』)
勝つためじゃない。大事なのは諦めないこと。夢があるなら、闘って勝ち取って。情熱には掟がある。たとえ何度拒まれ、何度叩きのめされたとしても、大事なのは何度でも立ち上がり、勇気を持って続けること(レディー・ガガ)
【嗚呼、波乱万丈! 富士子人生すごろく】近道も必勝
法も一切なし。富士子が突き進む“ロックンロール道”

ここで、あまりに波乱万丈な富士子の人生を(勝手に)すごろくにしてみました!
【スタート】
↓
【娘、爆誕】嵐の晩に麻理を出産! 生命力MAXで 3マス進む
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【これはつらい】旦那の実家の工場で、理不尽極まりない嫁いびり。強制シンデレラ状態でメンタルを削られ 一回休む
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【まさかのトラブル】姑と義姉に愛娘・麻理を奪われる 怒り心頭、ブチギレ寸前で 2マス戻る
↓
【仁義なき逆襲、開始】ふざけんなよ!! 義実家へカチコミ!! 麻理を奪還、街を飛び出して自由な生活へ 3マス進む
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【立ちはだかる社会の壁】保育園が見つからない、思うように働けない、令和も昔も変わらない!! 途方に暮れて 一回休む
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【諦めなければ奇跡が起きる】偶然、知り合いが運営する保育園が見つかった! 持つべきものは友! 1マス進む
↓

【仕事も順調!】紹介してもらった仕事がめちゃくちゃ好条件! テンションぶち上げ&幸福頂点! でも待って、この職場、なんかヤバくない!? 5マス進む
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【カオス】職場にガサ入れが…! しかも、なんで!? 貯金もぜ~んぶ盗まれた… 振り出しに戻る
山あり谷ありな富士子の行く道。だけど、実はこんなのまだまだ序の口!
さらにあんなことやこんなこと…道は作るものじゃない、歩んだ軌跡が道になる。富士子の生き様を映画館で直視したら、あなたの人生もきっとその瞬間から道なき道を走り出す――!
【編集部レビュー】言いたいことも言えない令和にポイ
ズン。本作は“今”を生きる私たちのためのバイブル

記事の最後に、映画.com編集部員が実際に観た感想をお届け~~~!!!
●世の中、捨てたもんじゃないと思える。泥臭くても一生懸命に生きていると、誰かが必ず見ている。そして、いざという時に助けてくれる。そういうことが、人生には絶対にある。
わたしから見た富士子のすごいところは、諦めないところ。何度脇道に逸れても、崖から転がり落ちても、また再び這い上がる。富士子の辞書に「止まる」はない。

だけど、もっとすごいのは、その過程でどんどん味方を増やしていくところ。
「ワン⚫ース」の序盤?ってくらい、富士子のまわりにはル⚫ィよろしく仲間が集ってくる。
必死に生きて、ダメそうなときは「助けて」と素直に言い、それに「当たり前だ!!」(ドン)と全力で応えてくれる人が現れる…ここに、富士子の生き様の神髄がある気がした。
彼女を見ていると、情熱の赴くままに生きていれば、一生懸命に生きていれば、人生は必ず好転すると思えてくる。そして気づけばそんな自分も、
の一人になっているのだ。
● 大乱闘スマッシュクソババア’s開幕! さらには片山友希の上手さ、イッセー尾形との芝居が良すぎて…名シーン&名言が渋滞してます

富士子の娘・麻理を懸けて火花を散らす、
プレイヤー1・岸本加世子(富士子の実母役)
「ふざけんなぁ!このくそババアにビシっといってやれぇ!!!!!!!!!!!」
VS
プレイヤー2・YOU(富士子の義母役)
「誰がクソババアじゃごるぁあああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」
※本当にこんなセリフがあるからびっくらこきます↑
まったく演技と感じさせない(褒めてます)。両者とも“覇気”まとってて笑う。
こんな激しい&恐ろしい水掛け論滅多に見れないんで絶対に映画館で観たほうがいい。怪獣大戦争くらい迫力あったわ。

富士子を演じる片山友希の、徐々に魂を燃やしていく演技は絶品だし、近所の蕎麦屋店主・大石役のイッセー尾形の包容力ハンパないしもうなんか

そして特に印象に残っているのは、富士子が、病で倒れた父親が動かない手でエレキギターを鳴らそうとする姿を目撃するシーン。その後の彼女の“反骨の人生”(理不尽や運命に抗う覚悟)が決まった名場面でもあり、ここで描かれる意味を理解できるか否かで、本作のメッセージの刺さり具合・解像度が劇的に変わってくるので要チェック!
なんだ、こう、いろいろ言いましたが、つまりはこういうことです、
●富士子がいたから今がある。市井の革命家たちによる、決して讃えられることはない、だけど尊い戦いに光を当てた、私たちが今観るべき物語
ここで言っておきたいのは、富士子って、最初から強かったわけじゃないんですよ。いや、むしろ結婚して幸せな家庭を夢見ていた、いたって普通の、どこにでもいる女性だった。
そんな富士子を強く逞しくしたのは、実は、“世の中の理不尽”なんですよね。
ただ一つ言えるのは、富士子のような市井の革命家がいたからこそ、私たちが享受できているものがあるということ。教科書に名前も載らない、自伝だって残ってない。だけどどこかに確実に彼らみたいな「名もなき革命家」がいたからこそ、世界がちょっとずつ変化し、今に至っている。
そういう市井の人たちの、ささやかだけれど重要な戦いにライトを当てている反骨の映画なのです。

何度でも言います。何度でも言いたい。
●最後に
Q:富士子を心に宿す方法は? A:とにかくこの映画を観よ! ――観終わったとき、あなたの中にもきっと弱くて、強くて、だけどまっすぐな富士子が育っている

本当にね、この映画を観たら何が起きるかって。
心にギャルならぬ、心に富士子を。鑑賞後はきっと全員が富士子を心に宿しているはず。






